
Vol18.加工食品の試作・提案を行う管理栄養士
K・Tさん
<経歴>
大学卒業後、病院にて1年半栄養士業務に従事。
その後、興味のあった花と植物について学ぶために
フラワースクールへ入学。その後生花店で2年半勤務。
H20年11月から派遣スタッフとして、食品添加物の
製造・販売会社で就業中
就業場所
食品添加物の製造・販売会社
自社の製品(食品添加物)を使用して、デザートや惣菜の食感や味の変化などを
日々実験しています。例えば、ぎょうざの中に自社製品を入れたものと入れない
ものを比較して試食した時の食感の比較をします。そしてまた翌日再度試食し、
配合を変更し・・・という作業をしています。
職場の環境
部長と課長と私の3人で仕事を行っています。
上司が何でも聞きやすく、気さくな方なので職場の雰囲気はとてもいいです。
仕事の流れ
まず出社すると前日に作ったものを確認し、3人で味や食感の変化について
話し合います。その後、配合表を作り直します。作り直した配合表でまた試作し、
だいたい午前は終了します。午後はまた違う食品の試作作業に入ります。
例えば午前はプリン、午後は飲料の試作といった感じです。時々事務的作業
(材料発注など)もあります。
前もって何を作るかというのは決まっていません。その都度、営業さんから
依頼されたものを作るといった感じです。ひとつの食品の調整で1週間くらい
かかります。1つの食品について、何度も作り直しをするのであまり先の
予定までは決まっていません。少しづつ改良していき、いいものが出来
上がったら営業さんにお渡しして、営業さんがユーザーさんにお届けする
という流れです。
*今までにどんなものを作りましたか?
杏仁豆腐や黒糖寒天・カップゼリー・ぎょうざ・カップケーキなどです。
杏仁豆腐は、なめらかな食感にするには増粘剤等をどんな配合に
したらいいか何度も作り直しをしました。
上司が私の勉強のためにプリンを試作させて下さったこともありました。
材料の計量や焼き時間の調整、記録など細かい作業が多いですが、
学生時代からこのような実験は好きだったので楽しいです。
今は、これとこれを混ぜたらどうなるかということが全部は分からない
ですが、その都度聞くと、丁寧に教えていただける環境です。
上司からは、私はデザート系を独りでできるようになって欲しいと
言われていて、色々と教えて貰っています。作ったものがその都度
形になっていくのででやりがいがありますね。すごくうまくいけば、
自分が配合したものがコンビニなどで売られることもあると思うんです。
そうなる日がきたらいいなって思って頑張っています。
困っている点
大学で勉強してからブランクがあるのでそれがちょっと困りますね。もっとちゃんと
覚えておけばよかったって(笑)。かなり忘れてしまっていることがあるので、もう一度
教科書を読み直しています。困っていることはそのくらいです。職場では困っている
ことは全くありません。
苦労話
細かい作業が多いので、大雑把なことをしてはいけないなぁと感じています。
少し水分多目でも・・・と思ったら、後で重量が合わなくなり、加熱してひたすら
水分を飛ばさないといけなくなったということがありました。大雑把なところが
あるので、これじゃいけないと思い、丁寧な仕事を心がけています。
仕事のやりがい・やりたいこと
食品添加物を全部覚えたいと思っています。増粘剤ひとつにしても種類が
すごくたくさんあるのですが、上司に伺うと全部答えて下さるんです。
目標の人が目の前にいるので頑張ろうと思います。自分が作った配合表や
レシピの商品がコンビニで販売されるようになることが目標です!
◇編集後記◇
ほんわかとした柔らかい雰囲気が素敵なKさん。仕事に臨む姿勢や目標などを
熱くお話しして下さいました。質問をすれば何でも答えて下さるという上司を
とても尊敬していらっしゃることがお話しの中からとても伝わってきました。
目標は自分の携わった商品がコンビニに並ぶこととのこと。お仕事に真摯に
取り組んでいらっしゃるKさんならきっと近い将来叶うはず!と思いながら
お話を伺いました。
Kさん取材に御協力頂きありがとうございました。
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