
Vol.22 病院で活躍する男性管理栄養士
T・Tさん
<経歴>
調理師専門学校学校卒業後、レストランで約4年調理師として勤務。
その後栄養士専門学校へ入学。栄養士免許取得後、総合病院栄養科へ入職。
病院勤務の傍ら、弊社主催の栄養指導講座の講師としても活躍中。
調理師から栄養士への転身のきっかけとは?
調理をしていて、もっと栄養学を勉強したいなぁという気持ちがあったのと、
今後ある程度調理を活かせる仕事がしたいなぁと思っていました。
ちょうど友人が栄養士をしていたということもきっかけのひとつです。
調理師をしていたので、栄養士の世界へは入って行きやすかったです。
職場の環境
260床の総合病院。栄養科は管理栄養士4名、栄養士4名、調理が7名の
15名の直営スタッフです。
仕事内容
予約が入っているときは栄養相談を行います。毎日行う仕事としては、
午前中からお昼にかけて入院患者さんのベッドサイド訪問を行います。
全患者さんを対象としているので1日に20名程度回ります。
その他給食管理(食事箋の変更、発注業務など)や
月・水曜日に行われる回診にも同行します。
水曜日のNSTの回診は栄養科がメインなので、資料集めなど回診の準備もします。
あとは、メインではありませんが厨房で、治療食や特別食の調理にも入ります。
男性栄養士ならではの困った点、よかった点
困った点というか、病院に入職当時、病院スタッフ、患者さんに
「男性の栄養士さんっているんだぁ・・・」ってよく言われていたことが印象に残ってます。
よかった点・・同性ということ、また調理師を経験しているということから、
調理師さんとの関係がうまく作れ、すんなり対等に話しができました。
患者さんからの「ありがとう」に支えられてます。
この仕事をしていてよかったなと思うの時は、
患者さんから「ありがとう」って言われた時です。
その言葉があれば頑張れますし、そういってもらえる仕事にやりがいを感じています。
病棟訪問や患者さんと接する機会が増やせたのは
厨房のスタッフが頑張ってくれているからです。
これからも病棟と厨房のバイパス役として
患者さんにとって治療効果のある食事の提供に努めて行きたいと思います。
また、医療スタッフに共通して栄養士が
回診やサポートチームの一員にいることが当たり前の認識となるように、
さらに頑張っていきたいと思います。
男性栄養士へのメッセージ
男性栄養士はいずれ管理職の候補となっていくと思います。
そのためは臨床の経験をしっかり積んでいって欲しいと思います。
そして医療人として広い考えや視野を持って活躍して欲しいですね。
今後の展望
病院の全スタッフにもっと栄養の重要性を伝えていきたいと思います。
また、他の病院ともネットワークを作り、地域での連携を構築していきたいと思います。
自分の病院内だけに留まらず、広い視野で情報交換をして風通しをよくしたい。
その他には、これまでの経験を活かし
次世代の栄養士を育てる役割を担って行きたいとも思います。
★ 編集後記★
私は、これまで男性栄養士の方と一緒にお仕事をしたことがなかったのですが、
なんとTさんの職場では、15人の栄養科スタッフのうち
女性は3名とほとんどが男性とのお話しを伺い驚きました。
勤務先の病院だけに留まらず、
他病院ともネットワークを作るために勉強会なども企画されているTさん。
これからは次世代の栄養士を育てる役割も担っていきたいと
熱く語って下さったことが印象的でした。
Tさん、栄養指導講座終了後のお疲れのところ取材に御協力頂きありがとうございました。
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