
Vol.28 カウンセラーとしても活躍する管理栄養士
竹内 孝子さん
<経歴>
専門学校卒業後、老人ホーム、クリニック、病院での勤務を経て
現在はフリーの心理カウンセラー、管理栄養士として診療所での栄養相談や
特定保健指導に従事するかたわら、心の健康を応援するために
心理カウンセラーの資格を活かし、セミナーやカウンセリングを
行う。
カウンセリングを学ぶきっかけ
もともと心理学に興味があったのですが、仕事でお世話になった人から
「人の話を聴くことができないと、何をやるにしてもうまくいかないから、
何でもよいから話を聴く勉強をしなさい。」と言われたことが最初の
きっかけです。
その後栄養士としての仕事にブランクがあり、再度栄養士の仕事につこうと
したときに、「どうせなら栄養相談ができるようになりたい。」と思いました。
その頃栄養相談の現場でも、「相手の立場にたった栄養指導とは?」
「指導」から「相談」へ…ということが言われだした時期なのです。
「これはやはり人の心を学ぶことが大事なのでは?」と思い
行動療法やコーチングもかじってみたのですが、心理学を基礎から学びたくなり、
日本メンタルヘルス協会の心理学セミナーが、一番具体的でわかりやすかったので、
「カウンセリングの技術」や「心が通いあうコミュニケーションとは何か」を
学びました。
カウンセリングを行っている場所
新宿のカウンセリングルームか、静かなカフェで行います。
ご希望によっては明治神宮など公園や庭園のカフェで行います。
仕事内容
現在はフリーの管理栄養士兼心理カウンセラーです。
どちらにしても「心を体の健康づくり」の支援が基本方針です。
栄養士としての仕事は診療所での栄養相談、特定保健指導、
介護予防事業、スーパーでの食生活相談、また地域の栄養士会の活動で、
食育(学童保育にてパネルシアター)などです。
心理カウンセラーとしては、「病気じゃないけれど、心の中がもやもや
してしまって…」というかたのお話を伺い、考え方の整理や改善、
コミュニケーションのアドバイスなどさせていただきます。
また、ファイナンシャルプランナーさんとコラボセミナーで、
「人生100年時代」をテーマに「充実した人生に必要なものは何か」を
提案するセミナーも開催しています。
仕事をしていて困ったこと・苦労話など
栄養相談でもカウンセリングでも、来談者の話しを聴くことに専念しすぎて、
時間が足りなくなり、相手がほしい情報が提供できなくなるということが
ありました。
それ以来、来談者には「今日は○○分お時間いただきますがよろしいですか?」
と伝えるようにしています。
そうすることで、来談者も自分も時間に対して配慮するようになりました。
仕事のやりがい
来談者のお話をじっくりと聴くことで、
「あなたに話すことができてよかった。」
「私のために時間をとってくれてありがとう。」
「医療従事者からほめてもらえるとは思わなかった。」
と言っていただけること、それまで緊張していた来談者さんから
輝くような笑顔をいただける瞬間が最高です。
そして数ヵ月後に「私、こんなに変わることができました。」
とご報告をいただけると、この仕事をやっていて良かったと思います。
今後の展望
「栄養士・管理栄養士のためのコミュニケーションセミナー」を
開催させていただいています。
栄養士の仕事は多岐にわたります。どんな仕事をするにしても、
コミュニケーションが良いと、かなりの問題に対応することができます。
味方が増えるだけでなく、考え方も自由になり、行動力もわいてきます。
充実した栄養士ライフを応援するセミナーを展開していきたいと思います。
編集後記
よい人間関係や、よい仕事の環境はよいコミュニケーションから始まります。
色々な職域で栄養士としてお仕事されてきた竹内さんから栄養士の現場で役立つ
コミュニケーション術セミナーを定期的に開催しています。
竹内さんお忙しい中取材にご協力頂きありがとうございました。
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