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ダイエット・痩身専門クリックでの栄養相談業務

2014年11月23日

派遣スタッフIさん(43才):経歴
昭和61年:大学卒業・管理栄養士免許取得

昭和61年~平成16年:病院栄養課にて献立作成・栄養相談・給食管理・栄養アセスメントなど

平成16年~19年:医療栄養センターにて市職員への栄養指導

就業している施設

ダイエット・痩身専門クリニックで栄養相談業務
患者さまへ1回30分個別の食事栄養指導をメインに週2~3日勤務しています。

職場の環境や雰囲気

雰囲気は明るく活気のある職場です。
クリニックといってもダイエット専門の自由診療スタイルなので、高級感のあるおしゃれな施設です。
駅からも近く、近郊だけでなく新幹線に乗ってはるばる来院されるかたもいらっしゃいます。

仕事内容

栄養指導が主な仕事です。
患者さま1人当り月に2回指導を受けるようにプログラムされています。
初回に、事前に記入してもらった食事内容より、平均栄養摂取量などを算出し栄養素の過不足や食品の摂取状況から今後の食事改善計画を立てて指導に当たります。

その後は、毎日食事内容を記録していただき、その内容をみてまた新たな目標設定をしたり、注意点を指導したりしています。
また、食事だけでなく運動の仕方についてもアドバイスをしています。
いままでの食事量では減量は不可能なので、食事量を調節していきます。
それによりビタミンやミネラルが不足しないように、それに加え対象者にあったダイエットの手助けとなるサプリメントを組み合わせて処方したりしています。

職場に入って

派遣での仕事は初めてでしたので、どこまでかかわっていいのか戸惑いました。
栄養指導業務は病院での経験があり問題なく行うことが出来ました。

苦労話、困ったこと

栄養指導をする時には、患者さんは毎食何をどれくらい食べたかという、食事を記録する手帳を持参してもらいます。

しかし、食事記録をちゃんと記録していないからなのか単に忘れてしまっているのか分からないのですが、持ってくるのを忘れてしまう患者さまがたまにいます。
クリニックからも患者さまは栄養指導を受ける日は食事記録も持参するように言われているのですが。。。
そうすると、栄養指導をする時今までの食事内容を確認できず、的確な指導が出来ないのですごーく困ってしまいます。
そういう人に限って減量の結果が出ないんですよね~。

こんなことも・・・

運営するサイトには、スキンケアのコンテンツがあるのですが、担当のメイクの方からの紹介でドラマの撮影現場に当社のメニュー開発の栄養士が考えたお弁当を届けたりなどもしました。

仕事のやりがいを教えて下さい

ダイエットは数字で結果がでてしまうものなので、的確な指導が必要とされると思います。
それに加え、ひとそれぞれ生活環境や生活リズムがことなっているので、いかに個々人にあわせた食習慣あるいは生活習慣の改善案を提案できるかが問題となってきます。

教科書どおりのことを押し付けても、実施できなければ相手も不信感をもつであろうし、指導における一番大切な信頼関係が築けなくなってしまいます。
実際に指導を行ってきた方たちとの信頼感が生まれ、結果が出てきたときにやりがいを感じます。
対象者の方たちがうれしそうに「体重が減ってきたんですよ~」「いままでこんなにうまく体重が落ちたことなかったです!」などの言葉をいただくときは本当にうれしくおもいます。

今後この職場でどのようなことがやりたいか

一人一人の患者さんに確実に結果を出していくことですね。

食事指導は患者さんとの信頼関係が重要なので、まずは患者さんに信頼してもらうことと納得してもらうことです。
目の前の問題を一歩ずつ着実に消化して、患者さんに無理をさせないような食事指導をしていきたいです。
栄養指導を受ける患者さんは主婦・サラリーマン・モデルです。
いろいろな生活スタイルの方がいますので、個々ににあわせた栄養指導をして、無理ないダイエットをさせていきたい。

患者さんにとってはお金をかけているから目標に向かって頑張れる、クリニックではお金を払っていただいているから、患者さんがより目標に対して頑張ろう!という意欲を持たせられるような栄養指導をしなければならないと思います。
結果を出せて初めて成功するのでそこの所をしっかりやって行きたいです!