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大型スーパーでメニュー支援をしている管理栄養士
2014年11月30日
派遣スタッフHさん:経歴
平成 9年:専門学校卒業 栄養士免許取得
平成 9年~10年:学校職員として総務課にて給与計算などの業務を行う
平成10年~12年:病院・保育室にて保育士の助手として勤務
平成12年~13年:病院・保育室にて保育士の助手として勤務
平成13年~17年:保育園にて献立作成などの栄養士業務
平成17年~18年:スーパー食品売り場でのレジ業務
平成18年~現在:
派遣スタッフOさん:経歴
平成12年:短大卒業 栄養士免許取得
平成12年~12年:給食委託会社に所属・病院にて栄養士業務
平成12年~14年:CD量販店にて販売員
平成15年~16年:衣類販売店にて販売員
平成16年~18年:スーパーにてメニュー提案などの栄養士業務
平成18年~現在:
就業している施設
【本社】
スーパーマーケット及びディスカウントストアの経営、生鮮食品、一般食料品、加工品の製造販売をしています。
【店舗】
大型スーパーマーケットにあるメニューサポートコーナーでの、旬の食材を使ったメニュー提案や、毎日の食事の一工夫、試食したメニューの作り方をお客様に教えるメニューサポーター役として働いています。
仕事内容
【本社】
お客様に配布するレシピカードの作成が主な仕事です。
また、メニューサポートコーナーを始めたのは約1年前であるので、立ち上げ当時は何も組み立てが無い状態であったので、メニューレシピカードの作成やお客様にどのように試食して頂こうかという構成に苦労しました。
【店舗】
店頭では、本社で作成したレシピに沿って料理をし、来店されるお客様に試食して頂きます。
試食品のメニューの作り方や毎日の食事の悩みなどの相談を受けています。
店頭には体脂肪付き体重計、血圧計が置いてあるので、お客様の健康相談等もしています。
でも、まぁ、ほとんどのお客様は体脂肪計や血圧等を計るだけで帰ってしまうので、お客様を栄養相談までに持っていくことがなかなか難しくて。。。(笑)
職場に入って
職場の仲間(栄養士)とは店舗配属であるので、毎日の交流が少ないです。
そのため、情報交換を極力多めに取るように心がけています。
また、店舗の従業員さんや店長さんとも気さくに話しかけてくれるので仲良く楽しくお仕事をさせていただいておりますと花原さん、奥村さん。
来店されるお客様も気さくに話しかけてくれたり、常連さんが多いので自然に仲良くなれ、食事メニューの相談もお客様のほうからもしてくださるのでその時はとてもうれしく思います。
職場の問題点
メニューサポートコーナーが出来たのは1年前で、立ち上げ当時何をやってよいのかわからなくて・・・
ベースが無かったのでイチからやることがとても苦労しましたね。
メニューカード作成もどんな料理を作ればよいのか分からなかったとHさん。
1年経った今では前年の応用ということで、去年はこんなことで苦労したから今年はこうしてみたらスムーズに行くのでは?とかメニューカードも去年お客様に評判が良かったから今年もこのメニューを作ってみよう!
とか日々みんなで相談しています。
調理をするのはスーパーであるので、レシピを考える時は店頭で使用できる食材が限られてしまいます。
だから、メニューを考える時はとても苦労しますね。
店舗にもよるかと思いますが、こちらがお店に支持したことと、店舗側の意思がかみ合わないことがあります。
現在の仕事のやりがい
自分で考えたレシピが店頭ですぐにお客様の反応が直接感じることが出来るので、お客様の
「これはどうやって作るの?」
「この前試食したレシピを早速家族に出してみたらとても好評だったわよ」等
という言葉を聞くと「やってて良かった!」ととてもうれしく思います。
最終的にスーパーの売れ行きにも繋がるので、お店にも、お客様にも喜んでもらえるのが良いですね。
今後この職場でどのようなことがやりたいか
本社ではレシピ作成をしても試作を出来るスペースが無いので、テストキッチンのようなものを設けて自分たちでも味を分かって試作が出来る環境にしていきたいです。
今年はメニューサポートコーナーが始まって2年目、これからどんどん成長していく途中であるので今年は昨年の苦労を踏まえてよりスムーズに作業が出来る流れを作れるようにしていきたいと思っています。
店舗ではお客様に喜んでもらえるレシピカードを作っていきたいです。
紹介する側にもやりがいがある、使った食材が売れてお店側にも喜んでもらえる環境を作っていきたいです。