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管理栄養士として予防医学の研究へ

2015年04月01日

管理栄養士養成大学を卒業して、現在のクリニックに入社し、特定保健指導や栄養指導を実施してきました。
また、クリニックでは、産業保健にも携わり、様々な事業所の健康管理のサポートもしてまいりました。
現在は、クリニック業務の他に、個人的に大学院に通い、生活習慣と病気について予防の観点から研究をしています。

ご自身の強みはなんですか?

何事も自己成長の為の試練として考え、色々なことに挑戦してきました。
職場でもプライベートでも、依頼はできる限り対応し、実施してみることを心掛けてきました。
私の強みは、その依頼をどのように実施したら円滑でより効果的に実施できるか、考えるところだと思います。
人々に平等に与えられている時間を、いかに効果的に使い充実したものにするかを考えて行動すること。
これを、自分だけではなく、自分に関わる人々にも実施しようと心掛けています。
人に教えるということも、自分の勉強につながります。
いかに、人々の時間を有効に使ってあげられるか、これが社会貢献にもつながり、自分の成長の糧になっていると思います。

現在の仕事内容

特定保健指導、栄養指導、産業保健活動、健康講話など、健康管理の支援に携わっています。
専門学校での栄養学の非常勤講師では、スポーツ栄養学を教えており、
幅広い年齢の人々へ栄養の大切さ、健康維持および向上についてのアドバイスをしています。

今後のキャリアビジョン

少子高齢化が進む今、いかに健康で長生きをするか、病気にならない体づくりをするかが重要だと実感しています。
予防医学の観点から、さらに研究を進め、
一人ひとりが健康を維持できるような社会づくりに貢献できればと考えています。

セフティライフ管理栄養士より

予防医学の観点から大学に通い研究をしているK.Eさん。

K.Eさんのいうように何事も自己成長の試練と捉え、色々なことに挑戦し、探究することで見えてくるもの、得るものを成長の糧にして行くことは本当に大切なことだと思います。

栄養指導などで常日頃、人に伝える仕事をしている管理栄養士。

対象者の方の心に響く栄養指導とは言葉の深みや重みが伝わるかどうかだと思います。
試行錯誤し、探求し作り上げてきた実績に重みのある管理栄養士に指導された方が、必ず対象者の方の心に響き心を動かせることができると思います。
栄養指導という30分40分と短い時間の中で、大の大人の心を動かし生活を変えるまでの行動変容を起こさせるということは、想像以上に大変なことです。
ましてや若い管理栄養士がそれを成し遂げるというのは本当に難しいことだと思います。
K.Eさんは研究という道を選んでこれから極めていこうと歩き始めました。
K.Eさんから社会貢献という言葉も出てきましたが、管理栄養士は人々の健康の為に働いています。食生活の面で、病気の予防から治療まで携わる管理栄養士、探究心を忘れずに成長し続けて人々の健康のために研究や学問にも邁進していけたら素敵ですよね。