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2016年、あけましておめでとうございます!
2016年01月12日
新年あけましておめでとうございます。今年も1年どうぞ宜しくお願い致します。
さて昨年の年頭でのご挨拶は心と身体のコンディショニングについて触れさせていただきました。今年は望んだキャリアを手てする為にも是非とも自身の心と身体の健康は勿論のことですが、更には人の為そして地球の為の健康についても真剣に考え実際にその一歩を踏んでいって頂く1年にして頂けたらと思います。
人も地球も“いっぱい いっぱい”
年を重ねる毎にデジタルそしてテクノロジーの進化は目ざましく本当に便利な世の中になりました。一方でその恩恵の代償として世の中は安く便利な物が簡単に手に入れることができてモノで溢れかえっております。
そしてその便利の代名詞といえるスマホ(携帯)が完全普及したおかげで人には四六時中頭の中に情報が飛び込んできてしまい、いつもその情報に振り回されているように見えます。
昔より何もかもが非常に便利になったにはずなのに、気付くと人はいつもバタバタと追われていて心に余裕がないように見えます。
また人の身体の方も何時でも何処でも簡単に食べ物を口にすることが出来る時代になったために、身体の中身は“いっぱいいっぱい”で決して健康な状態にはみえない人だらけとなってしまいました。
2016年心豊かなキャリアライフを手にする
これだけ何もかもが世の中に出回り、豊かさに慣れ過ぎてしまった世の中ではありますが、2016年以降も今まで通り便利を追求するために益々情報は溢れかえりそれを追いかける人も多数いるかと思います。
しかし、一方でその情報過多にそろそろ嫌気を感じ、むしろシンプルな『昔の感覚』を欲する人も増えることと思います。
自身の身の回りの生活では『物を持たず』、食生活についても体に必要な物を『ちょうどの量』だけ食べ、体内の『余分な毒素は排出』して体をクリアにしたい。そして何よりも『頭の中の情報も整理』し、“本当に”必要な情報だけを追いかけたいという身軽な生き方を求める人が今まで以上に多く現れてくると思われます。
今、地球環境も『物でいっぱい』になってしまい、地球温暖化をはじめ『非常に疲れている症状』が露わになっています。このような現実を通して自然界の力が“もっと”から“ちょうど”の『身軽な生き方』を送る人を目覚めさせているのだと私は感じてなりません。
またこのようなニュースタイルを送る生活者は共通して『自然の恵みの尊さ』を理解しているので、疲弊している地球環境のためにも何かしなければと切実に感じているように見えます。
もはや放っておけない状態の『人の体』と『地球環境』のために、『食べ物』を自然からの恵みとして見つめ直した食生活を送ることが最大の貢献だと思います。それは『食』が誰にとっても一番身近であり、その人の体をつくる無くてはならないものだからです。
その食生活サポートを生業とし、様々なカタチで表現できている栄養士さんには『未来』は非常に明るく、『遣り甲斐』のある時代になってきていると思います。
そして、今だからこそ『栄養士の仕事』というものも再定義して頂けたらと思います。栄養士とはこうでなければならないという考えも一度リセットし、広義に且つ長いスパンでものをみて頂けたらと思います。
シンプル思考で身軽になった頭で考えると、食にたずさわる仕事というのは本当に幅が広く様々なカタチで表現され、そしてこのようなカタチでも自分の力を活かせるんだと気付くはずです。
物事の捉え方を変え現在の仕事を見つめ直すと直接的にも間接的にも食を通して人の為に貢献している立派な仕事であると気付くはずです。
行動・体感
2016年、『身軽な生活』を送る人々を支援してく栄養士としての活動で大切にしていただきたいことがあります。それは、『考え~実行し~自身で実際に体感する』ということです。
実際に多く考え、行動し、苦労を通して体感した上で得た情報は『絶対に』伝わります。
まずはご自身の為に“もっと”から“ちょうど”の身軽な生活を送って頂き、その先にある『地球の健康』にも貢献した活動を体感することで『本当に生きた』情報をショク(食・職)を通して世の中に提供して頂けたらと思います。
弊社が運営する管理栄養士・栄養士の転職サイトのショクライフではそのような栄養士さん達を支援する情報やサービスを今年も今まで以上に多数発信してまいります。そして、本当に心豊かなキャリアライフを皆さんが送れるよう邁進してまいります。
それでは2016年もどうぞ宜しくお願い致します。