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わかりやすく伝える話し方
2017年02月21日
こんにちは!
ショクライフ事務局です。
今回は「わかりやすく伝える話し方」についてです。
転職・就職の際に必ず通る面接でもそうですが
ショクライフのエージェントと相談するときも、わかりやすく話すことは
心がけたいものです。
今回も多くの栄養士・管理栄養士の転職をサポートしているショクライフ
だからこそみえる、「栄養士の転職あるある」について
書かせていただきます。
今後の転職活動や仕事で参考にしていただければ幸いです。
「伝えた」と「伝わった」は違う
コミュニケーション問題は、友達でも家族でも仕事でも様々なところで
発生しますが、「伝えたつもりなのに相手が理解していない」「伝わっていない」
と思うことってよくありますよね。
伝わっていなくてイライラしてしまうこともありますが
「伝わった」とか「わかった」は誰が決めるかと言うと相手です。
自分は「伝えた」と思っていても、価値観は人それぞれなので
AといったことがBと捉えられてしまうこともあると思います。
栄養指導でもそうですね。
栄養指導で対象者様からよくある栄養士へのクレームとしては
「数字ばかり言われても、何のことだかさっぱりわからない」
「具体性がなくて実践できない」
などの声が多くあるように思います。
では、どのような話し方が相手にも伝わる「わかりやすい伝え方」になるのでしょうか。
「具体的な数字やものに言い換える」
例えば、今度「10ヘクタールの土地を買う」と言われても
ヘクタールに馴染みのない人にとってはどのくらいの広さかわかりません。
そこで、10ヘクタールを誰もがわかるものに言い換えてみましょう。
今度「東京ドーム2個分の土地を買う」
とても具体的で土地に無頓着な人でも、とても広いということがわかりますよね。
これは栄養指導でも採用面接でも同じことで
栄養指導の時は、カルシウムを200mg摂りましょう!ではなく
コップ1杯で約200mg摂れますよ!のがとても親切でイメージが付きやすいです。
また、ごはんを「ちょっとだけ」減らしましょう。
これも具体性がないので「2口減らしましょう」とか「今の1/2量にしましょう」と
数字や具体的な言い方をするとコミュニケーションミスは
起こりにくいと言えます。
転職サポートや面談の際も同様で
パソコンスキルはどのくらいありますか?の問いに
WordとExcelが「ちょっと」できます。と表現する方が多いです。
「ちょっと」の価値観も人によって異なりますので
実際にパソコンの仕事に就いた際に、思っていたよりもスキルがなく
仕事についていくのがとても大変だったということも実際にあります。
コミュニケーションの部分で損をしないように
自分のことを伝えるときは、聞く相手のことも考えながら
具体的にかつ数字を効果的に使いながら伝え方を工夫してみましょう。
ショクライフでは、なかなか自分では客観視できない部分である
適職診断やキャリア分析についてもサポートを行っています。
気になる求人があれば奮ってエントリーください。