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栄養士の武器って何だろう?!

2017年03月07日

こんにちは。
ショクライフ事務局です。
日々多くの栄養士さんとお会いする中で
転職・就職に成功する可能性を少しでも高めるための
ありがちな失敗や、栄養士の転職あるあるなど
事務局ならではの視点で連載させていただいております。

今後の転職・就職活動のお役に立てれば幸いです。
さて今日は栄養士の武器について書いてみたいと思います。

満足感をどうやって与えるか?

栄養士の「武器」と言っても、捉え方によっては様々あります。
知識や経験、エビデンスももちろん「武器」になりますが
今日は相手を納得させるための「会話(口)」についてのお話しです。

先日お会いした栄養士さんは
面談中もあまり積極的にお話しされない引っ込み思案の方でした。
面談中は緊張もあるので、実際の現場(この方は栄養指導)に出れば
きっと大丈夫だと思っていたところ、
いざ栄養指導になっても、あまり積極的にお話しをされないままでした。

理由を聞くと、あまり話が得意ではない、とのことです。
気持ちはわかりますが、
私たち栄養士は、その場でお料理を作って毎回提供できるわけでも
ありませんし、マッサージやエステのようにお客さんの体を触って
その場で満足感を速攻で与えることができるわけでもありません。

ですので、私たち栄養士が(特に栄養指導やセミナーなど対面のお仕事の場合)
お客さんに満足感や納得感を与えさせるためには、とにかく「会話」の
技術が大切になってきます。

会話の技術が肝となる

そうなんです!
私たち栄養士の大切な武器のひとつは「口」です。
どんなに優秀で、知識が豊富な栄養士であっても、
この「口」が下手だったり、わかりづらい伝え方しかできなければ
それは知識の持ち腐れ、、、そして自己満足で終わってしまいます。

「会話力」を磨くのは持ち前の性格やセンスもあるかもしれませんが
場数を踏むことで確実にアップします。
失敗をたくさん繰り返しながら、こういう時にはこういった返しをすれば
よかったのか、と引き出しも増えるわけです。

人の第一印象は視覚から入る情報も多いですが
声や会話からの情報も相手に大きな影響を与えます。

面接はもちろん、就職後も仕事で「会話(口)」は大きな武器となりますので
今まで持っていなかった「会話(口)」という目線で
ご自身を客観的に見つめなおしてみてはいかがでしょうか。