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セルフブランディングをしてみよう!

2017年03月21日

突然ですが、初対面の方に自己紹介をしてください。
と言われたら、あなたはどのように話をしますか。

会社勤めの方であれば、名刺を出して会社名と部署、肩書などを説明すると
思いますが、それらはあなた個人(パーソナル)の紹介にはなりません。
会社や肩書以外の、真っ新な状態で自己紹介をする場合
どのような伝え方をすればよいでしょうか。

まさにこの状態で伝える内容こそ、自分の強み(個性)となります。

ショクライフに登録されている、栄養士・管理栄養士さんにも
最近はフリーランスで活躍する方が大変増えています。
フリーランスで活躍するからこそ、自己紹介で自分の強みを
わかりやすく相手に伝えることが、重要になってきますね。

今回はフリーランスで活躍する・活躍したい栄養士さんのための
セルフブランディングについて触れてみます。

自分の強みを考える

自己紹介に正解も不正解もありませんがよくあるパターンとして、
・持っている資格をとりあえず全部話す
・今までやってきたこと(実績)を事細かに伝える
が挙げられます。

どちらもお仕事を依頼する際の情報としては必要なものですが
持っている資格や実績がたくさんあっても
あなたが得意とすることや、どんな案件を頼めばいいのかがイメージしづらく
なってしまいます。

自分の強みを的確に伝えるために、下記のことを日頃から考えておくと
急な自己紹介でも困らないようになるかもしれません。

・自分は周りにどんな風に見られたいか?
 3年後5年後10年後、どんな人になっていたいか?
 どのように活躍していたいか?をイメージしてリストアップしておく。
・自分が好きなこと、得意なことを洗い出す
・人に教えられるくらい理解度が高い分野を持ってみる

強みが自分の中で明確になったら、次は自分のスキルや得意とすることが
どこで役に立つか考えてみましょう。
ビジネスで言うと、どこ=市場です。

難しく考えず、誰のために役に立てるかという視点で考えると
わかりやすいかもしれませんね。

自分の能力がどのフィールド(市場)で生かすことができるか見極めることは
フリーランスで活躍するためにもじっくり分析する必要があります。
このフィールド(市場)の選択を誤ってしまうと
自分の能力を発揮したくてもニーズがなく、フリーランスとして成り立たない
といことになる場合もありますので、きちんと見極めましょう!

今までの経験での共通点を見つける

今まで何回も職場を変え、転職ばかりしていた、、、という方も
デメリットに思わないでくださいね。
今まで経験したことは必ず未来の糧になるはずです。

何度も転職をして職場がコロコロ変わった場合も
言い換えれば人よりも多種多様な仕事を経験しているという強みになります。
一見点でバラバラである経歴から強みを見出すのは難しそうに思われますが
その中から「共通点」を見つけてみましょう。

例えば、1社目は不動産会社に勤めていて、2社目は特定保健指導をしていました。という経歴。
一見関係なさそうな経歴ですが、どちらも対面で人と接する仕事です。
相手が必要としていることを読み取り、的確な提案・アドバイスをすることが
自分の強みであり、今までの経験で学んできた。と説明することで
断片的な経歴も一貫性を持った意味あるものであることに気付けるはずです。

セルフブランディングはこのように、一見バラバラに見えることを
自分でじっくり分析し、共通点を見出し
経験や実績を体系化できるかどうかもポイントです。

時間のかかる作業かもしれませんが
将来の自分の方向性を確認するためにもこういった作業は必要です。

ひとりでできない場合は、ショクライフのキャリア面談で
エージェントがサポートしてくれますのでご安心ください!!

セルフブランディングという視点で自分のことを考えたことがなかった方は、
ぜひ上記のポイントを参考にして、一度自分分析をしてみてくださいね。