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アイディア次第で広がる職場
2017年04月03日
こんにちは!
ショクライフ事務局です。
今日は栄養士・管理栄養士の資格の活かし方や
働き方の可能性についてです。
誰もが経験したことがあるかもしれませんが
栄養士、管理栄養士は国家資格という立派な資格にも関わらず
一般の方からは「栄養管理士さん」とか資格名を間違って覚えられてしまうことも
しばしばです。
また、栄養士・管理栄養士は「給食のおばさん」「白衣を着ている人」と
限定的なイメージを持たれることも大変多い印象です。
今回も多くの栄養士・管理栄養士の転職をサポートしているショクライフ
だからこそみえる、「栄養士の転職あるある」について
書かせていただきます。
今後の転職活動や仕事で参考にしていただければ幸いです。
間接的に携われる職(食)場もあります!
世間的にはまだ栄養士という職業は、非日常の資格かもしれません。
ですので、先述したように栄養士ができることは「給食」「白衣」と
限定的なイメージしかないので、働く場所も自然と限定されがちです。
ですが、面接のときもそうですが栄養士自身が、こういった働き方ができると
柔らかい頭で活躍の場を広げていけば、
「栄養士ってこんなこともできるんだね」が広がり、ますます活躍できる
フィールドが広がるはずです。
では、どんな場所でどのように資格は活かせるのでしょうか。
例えば、病気の人を手助けするために栄養士になった、という方の場合
就職先を「病院」とイメージしがちですが
資格を活かせるフィールドは「病院」だけではないかもしれません。
治療食を製造・販売している企業に勤めることで
間接的にはなるかもしれませんが、病気の人の食をサポートすることには
繋がります。
そういった企業で営業職に就いた場合は、病院の栄養士さんに
栄養士の専門知識を活かして質のよい治療食の案内ができますし、
現場の栄養士さんとのコミュニケーションにより
現場で必要とされる治療食のニーズも見えてくるかもしれません。
またその声を商品開発部門に伝え、他の企業にはなかった新しい商品作りが可能となり
より患者さんにメリットのある商品作りに関わることができます。
その他、幼児食や幼少期の食事について関わりたい方も
資格を活かせる職場は「保育園・幼稚園」だけではないかもしれません。
例えば、幼児向けの食器や道具を作っている会社に就職したとしましょう。
直接食事を扱うわけではありませんが
幼児が食を楽しむための、食器やスプーン・フォークなどを販売することで
幼児を取り巻く食の環境は充実したものになります。
また、食器×食で販売促進のための幼児食の開発・提案もできるかもしれません。
その他、幼児を持つお母さん向けの雑誌を作っている編集者や、フリーペーパーを
作成している会社に勤めた場合、
間接的ではありますが、お母さんを通して幼児の食環境が豊かになる情報を
文字や写真を通して伝えることができます。
このように、栄養士だから就職先はここに限られてしまう、といった限定的な
考えではなく、間接的にでも栄養士の専門知識を活かし、人々の食シーンを
豊かにする方法や場所はたくさんあります。
ショクライフにも日々多くの求人が届いています。
どの職場で自分がどんなことができ、そしてその仕事の先にはどんな人がいるのかを
ゆっくり考えてみると、働く職場の選択肢もグッと広がるのではないでしょうか。