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コミュニケーションは質より量?量より質?

2017年09月14日

こんにちは!
ショクライフ事務局です。

前回はエントリーの重みについてでした。
最近はエントリーをいただいたのにも関わらず、
その後連絡が取れなくなる方、
実際に企業担当者にお繋ぎした後に、音信不通になる方が
いらっしゃる旨、書かせていただきました。
エントリーの際はよく考え、自分自身の本気度を再確認した上
責任を持ってその後の対応をすることが大切である旨
書かせていただきました。

今回は、音信不通にはならないものの
連絡がなかなか取りづらいパターンについて書かせていただきます。

就職・転職を失敗する方、上手く行かない方は
自分に当てはまることがないか、今一度振り返って
スムーズな就職・転職活動を実現しましょう。

レスポンスは1日以内を目指す!

エントリーをした後に関わるショクライフのエージェント
そしてその後、面接に進み企業の担当者さまと
直接やりとりが始まります。

実際に顔を見る機会があれば、打ち解けるのも早いですし
相手がどんな人なのかわかりやすいですが、いきなり相手に
会えることは稀で、多くの場合はメール・電話のやりとりから始まります。


顔が見えない中で信頼関係をいかに築けることができるか、
これが就職・転職活動には重要になります。

信頼関係を築くためのコミュニケーション術は様々ですが
まず一番NGなのが、メール・電話のレスポンスが遅いということです。
基本、ある程度の信頼関係が築けるまでは、1日以内に返信が
鉄則ではないでしょうか?
(もちろん土日祝を挟む場合や、状況により多少の幅はあります)

ショクライフでエントリーいただく方で
レスポンスがスムーズにできる方は、めでたく就職決定・転職成功の方が多いように思います。

逆になかなか決まらない方は、
メールの返信がとても遅い、電話は不在着信・留守電を入れても折り返しをしない、という事案が多くなっています。

ではどのようなやりとりが必要なのでしょうか。

信頼関係には、「最初は質より量」

信頼関係を築くために、上手なコミュニケーションはもちろんですが、
信頼関係が築けていないうちは、質よりも量がポイントです!

以前、心理カウンセラーの方のお話を聞いた時も
信頼関係の築きはじめは、「質より量」を目指すとおっしゃっていました。
これは、簡潔でも構わないのでエージェントや担当者からの
連絡にすぐに答えること。
そして、こまめに連絡を取ることが「量」にあたります。
LINEのように「既読」にならないメールは
相手が読んだか読んでないかがわかるだけでも、相手は安心します。

「用件確認いたしました。取り急ぎお返事まで」
この一文があるかないかないかは大きな違いです。


そして信頼関係がある程度築けてきたら
今度は「量より質」にシフトするとよいそうです。
こまめなメールよりも、回数は減っても1本のメールの質を上げることです。

これは、栄養指導で信頼関係を築くことをイメージして
いただければわかりやすいと思います。
初めて会った対象者と信頼関係を築くとき、いきなり専門的な
濃い話をしても、相手の気持ちはクローズの状態なので、
なかなかこちらのアドバイスを聞いてもらいにくいはずです。

そこで最初はお天気の話や、普段の仕事のこと、趣味の話など
たわいもない話をやりとりしてから本題に入る方も多いと思います。
これは最初に「内容は薄いけれど色々な話(量)をすること」で、相手も素直に聞いてくれる雰囲気や信頼関係が作り上げられやすいということが言えます。


ですので、信頼関係は最初は「質より量」
これができたら次は「量より質」
これをヒントに、普段のご自身のやりとり状況を振り返ってみてください。