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採用担当者を困らせないために
2017年09月27日
こんにちは!
ショクライフ事務局です。
就職・転職活動でのあるある話から、成功・失敗事例などを
紹介しているこのコラム。
今回は仕事においての自分の好き嫌い、得意不得意は
きちんと把握して人に伝えられるようにしておくことで
面接時に採用担当者を困らせないポイントについて書いていきたいと思います。
相手が選びたいと思うPRをしましょう!
採用担当者によく聞かれる質問のひとつに
「栄養士としてご自身が好きなこと嫌いなこと」または
「栄養士としての得意分野・不得意分野」は何ですか?があります。
この質問に即座に返事ができますか?
栄養士の仕事、または食という仕事に携われることって
皆さんが思っている以上にたくさんあります。
「料理」が好きな人が、「料理を通じて社会に貢献したい」
と考えたとき、アプローチできる職場はひとつではありませんよね。
「料理」という仕事に携われる職場は数多く存在するのです。
・料理が得意なので料理研究家になる
・料理も得意だけど、料理をきれいに見せるための
テーブルコーディネーターとして働く
・テーブルコーディネート自体がしたいわけではなく
コーディネートする食器やカトラリーを扱う会社で働きたい
・健康的な料理を世の中の人に知ってもらうために
レシピ本を作っているような出版系の会社で働きたい
・料理の栄養素の特徴を訴求してあげるため、料理ライターとして働く
等々、「料理」と携われる食の仕事はいくらでも膨らみます。
逆に面接で「料理が得意です」とアピールするのはよいことですが
もっと具体的に
「料理研究家としてレシピ開発がしたいのか?」
「料理の中でも子供向け?疾病者向け?アスリート?のどの分野が得意なのか?」
「料理教室のようなセミナーが得意なのか?」
と話せた方が、採用担当者はあなたのスキルを具体的にイメージすることができ、打診がしやすい状況になります。
先日も面接であった例として
「浅く広く何でもできます」
「話すのも、書くのも、作るのも、どれが得意か決められない」
「子供向けの仕事もやっていきたいけど高齢者も疾病者もスポーツも全部興味があります」
このパターンの場合、
「この人に何を頼めばいいのかよくわからなかった」というのが採用担当者の本音でした。
自分の可能性のために、どれもこれもやりたい!挑戦したい!
気持ちはとてもよく理解できますが
選ぶ側の気持ちになったとき、どういったアピールが
相手が選びやすいのか?それをイメージしてから望んでみると
今までとは違った受け答えができるのではないでしょうか?
求人情報をしっかり読みましょう!
ショクライフでは求人情報ごとに
細かくお仕事概要と、求められる人材について書いてあります。
メインタイトルのキャッチフレーズだけを見て
思わずエントリーしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが
お仕事内容まできちんと確認した上でエントリーをされた方が、
マッチング率も高りまりますので詳細情報までしっかり目を通してくださいね。
先日SNS運営の案件があり、条件にSNS運営に詳しい方が
望ましいとあったのにも関わらず
SNSを触ったことがないという方が面接されるということがありました。
もちろん未経験だからNGというわけではありませんが
SNSが触れないだけでなく、文章のライティングも苦手である
ことが発覚し、これでは採用担当者もお手上げです。
せっかくお仕事詳細が書いてあるのですから
ご自身が得意または好きな仕事、ご自身のスキルが活かせる職場へのエントリーをお勧めしますので
エントリーの際はぜひお仕事情報をしっかりご確認くださいね。